Table of Contents
どんな人が読むべきか
「色々なことに手を出すもどれも中途半端で結果が出ない人」が読むとハッとした気づきが得られるのではないでしょうか。ワタシのことだ。。。また「エッセンシャル思考」という言葉に惹かれた人にもおすすめです。
本書に記載のないこと
自分が本当にやりたいことの探し方は書いていないです。なので自分探しの旅に出たい方はこの本は適さないかも。
エッセンシャル思考とは何か
本書ではエッセンシャル思考を一言で表してはおらず、目次ごとにエッセンシャル思考を習得するための行動・思考について説明をしています。私が本書を通じて考えたエッセンシャル思考とは、
自分の人生を豊かにするため、本当に大切なことに全集中をする思考法
でした。
本書ではエッセンシャル思考ではない非エッセンシャルの人の思い込みとして、
- やらなくては
- どれも大事
- 全部できる
が顕著であることを指摘しています。そしてその思い込みを以下に置き換えることがエッセンシャル思考の第一歩だと説いています。
- やると決める
- 大事なものは滅多にない
- 何でもできるが、全部はやらない
この言葉を見ただけでハッとすることがあれば本書を手にとってみる価値はあると思われます。
エッセンシャル思考に必要な技術
エッセンシャル思考になるための要となる考え方として大きく以下の3つが挙げられています。
- 見極め:自分がエネルギーを注ぐべき対象を決める
- 捨てる:見極めたものに集中すべく他のことを捨てる
- 仕組み:自然とエッセンシャル思考ができる環境を作る
何をやりたいかが明確でないと、周りに流されたり、会社からの方針などに従い、色んなことに手を出してしまいます。結果、どんどんと自分のやりたいことを考える時間も失い、他人の人生を生きる結果に…
そのようなことを避けるためにもまず「私がやりたいこと・やるべきこと」を明確にして選ぶ。選ぶということは他を捨てる、すなわち「トレードオフ」という概念も理解することが大切であることを本書は提言しています。
自分にとっての本書の効果
私が本書を通じて影響を受け、考えや行動が変わったことは以下の3つ。
- トレードオフという概念
- 脱スマホへの加速
- アナログ回帰
まず私は興味のあることに片っ端から足を突っ込んでは全部をやり遂げられず中途半端になってしまう性格です。今も、建築士の勉強、英語の勉強、ゴルフレッスン、ゲーム、漫画、SNS、投資、、、とあげれば色々と手を出してしまっている状況。
でも「本当に全部大切なの!?」と聞かれたら答えはNO!例えばSNSとかやってても得られるものが少ないですし。ということで本書を通じて脱スマホ、本を読むときも紙とペンで重要なところをメモりながら読むアナログスタイルを初めてみるのでした。
これからもエッセンシャル思考というキーワードを頭の隅に置きながら生活してみたいと思いました。
コメントを残す